『エジンバラの古い棺』アランナ・ナイト

ということでファロとヴィンスの第2作。
面白かったけど、オビの”傑作”はどうかと。むやみにこういうのを使うと言葉が軽くなってしまう。
 
そもそもの原因の棺は実際にあったのか。新聞に載ったとあるんだからあったのか?うむー この辺りの説明が解説にほしかった。
そういうのをあらかじめ知っていると、より楽しめたろう。
とはいえ前作同様、犯人(というと語弊がある)は割りと早めに判るが、徐々に明らかになる事実に盛り上がる。
うーん、あれかな、この人はこういう苦い感じの話ばかりなのかな。